ウミガメの車と工具の日記

現役整備士の私が車や工具の事について書いていくブログです。

自動車整備士になるには!必要な資格や流れを説明。

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こんにちは。ウミガメです。

 

私は現役の自動車整備士として働いています。

このブログは主に整備士の方向けに工具などを紹介していますが、もしかしたらこれから整備士になりたいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は「自動車整備士になる方法」を書いていきたいと思います。

 

 

自動車整備士になるには

整備士になるには大きく分けて2つの道があります。

・専門の学校で資格を取って就職

・整備工場で働きながら資格を取る

この2つです。

 

それぞれ説明していきます。

 

・整備士の資格を取れる専門の学校などで資格を取得して就職する

ほとんどの人はこの方法で整備士になるかと思います。

理由は簡単。

「整備士の資格を持っていること」が就職の条件になっていることが多いからです。

 

学校の種類は

・「自動車科」などがある工業高校(3級)

・自動車整備の専門学校(2年制・2級)

・自動車の大学校・専門学校(4年制・1級)

があり、多くの方は2級か1級を取得します。

 

就職に関しては2級以上を持っていれば問題ありませんが、3級でも就職できるところは多くあります。

1級はどちらかというと「知識を深める」為の資格で、就職にはそこまで関係しないかと思います(給料面などが変わったりはするかもしれませんが・・・)

 

ちなみに私は2年制の専門学校で2級を取得して働いています。

 

単純に働きながらだと2級を取るまで最低4年かかりますが、学校に行けば2年で2級が取れるのはメリットですよね。

 

・自動車整備工場に入り、仕事をしながら資格を取る

自動車整備士をして働く場合、法的には資格は必要ありません。

資格も実務経験があれば取得する事ができるので、とりあえず就職したい方、専門の学校へ行く費用がないという方はこちらの方法になるかと思います。

 

働きながら資格を取るには

・1年間実務経験後、国家3級試験受験可能

・3級資格取得後、実務経験3年で国家2級試験受験可能

・2級資格取得後、実務経験3年で国家1級試験受験可能

となります。

 

働きながらになると、仕事の流れを覚えながら車の仕組みや法令などを覚えないといけません。

さらに、資格試験を受けるなら試験勉強も必要になると思います。

もちろん無理ではありませんが大変そうですね・・・

 

自動車整備士の資格の種類

1級

一級小型自動車

 

2級

二級ガソリン自動車

二級ジーゼル自動車

二級自動車シャシ

 

3級

三級自動車ガソリンエンジン

三級自動車ジーゼルエンジン

三級自動車シャシ

 

他にも電気装置などの「特殊」や二輪もありますが、今回は省略します。

主に取るのは2級ならガソリン・ジーゼル自動車、3級ならガソリン・ジーゼルエンジンです。

 

シャシの資格はガソリン・ジーゼルのプラスアルファ的な資格で、ブレーキやサスペンションなどの特定装置に限って整備する事が認められる資格です。

この資格だけでは車検時の検査を行う検査員の資格を取ることができません。

 

持っておいた方が良い他の資格

準中型、中型、大型自動車免許

2017年度からの普通自動車免許だと

・車両総重量3500kg未満

・最大積載量2000kg未満

・乗車定員10人以下

のすべてを満たす車しか運転できません。

 

大型専門の整備工場じゃなくても中型サイズのトラックなんかは入ってきたりしますし、積載車を運転することはどこでもあると思うのでほぼ必須ですね。

どこまでの免許が必要かは会社によって違いますが、中型を取っておけば乗用車メインの工場なら大丈夫かと思います。

 

新卒の場合は会社に入ってから取らせてもらえる事もあるので絶対に入社する前に取っておかないといけない訳でもありません。

 

アーク・ガス溶接

車は大半の部品を金属で作られているので溶接を使う事もあります。

多いのはマフラーの穴をふさいだり、サビて回らなくなったボルトナットを温めて外したり。

 

折れた部品を溶接して使うなんてことはほとんどありませんが、整備士の資格を取るために学校に行ったら取らせてもらえるので取っておきたいですね。

 

低圧電気取扱

ハイブリッド車電気自動車が増えてきているので今後はほぼ必須になってくるかと思われます。

整備士の資格を持っていれば教習を受ける事ができ、その教習を受ければ終了証が授与されます。

 

移動式クレーン運転士、玉掛作業者

JAFに加盟しているようなところだと、使う事があると思います。

どこかに落ちた車を引っ張り上げたり、廃車になる車を運ぶために荷台に載せたり。

 

私はクレーン運転士は持っていませんが働く場所によっては必須になる資格ですね。

 

危険物取扱者(乙4)

持っておいたらかなり働く場所が広がる資格かと思います。

ガソリンスタンドでも車検を行ったりする整備士は働けますし、単純にエンジンオイルなんかの油脂類の保管にも危険物が必要です。

 

整備士以外でも使える資格なのでぜひ持っておきたいですね!

 

まとめ

自動車整備士の資格を取得するのはメリットデメリット有りますが、学校へ行くのがおすすめです。

「資格取得に特化した勉強」をできるので簡単に取らせてもらえます。

 

他の資格は学校に在学している間に取らせてもらえるものが多いです。

「取れるものは取っておくくらい」の気持ちで資格は取っておいて良いです。

 

今回は自動車整備士になるために必要な資格、流れを説明しました。

これから整備士になりたいと思っている方の参考になれば嬉しいです!