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超ロングラチェットメガネレンチ。TONE、TOP、SK11を比較してみました。

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

私のイチオシ工具に「超ロングラチェットメガネレンチ(以下超ロング)」があります。

 

関連記事:超ロングラチェットメガネレンチ

関連記事:超ロングラチェットメガネレンチ その2

 

現在はTONEのものを使っているんですが、だいぶ前から12と14の首振りが壊れてプラプラ状態でした。

 

修理するか新しいものを買うかと考えて

・新しいものを使ってみたい

・TONEのリペアキットが結構高い

・ブログにも書ける

ということで使ったことがないメーカーのものを買う事にしました。

 

せっかく購入したので比較できるところを比較していきます!

今回購入したメーカー

今回買ったメーカーはSK11です。

かなり多くの種類の工具を出しているメーカーですね。

超ロングを出しているメーカーはあまり多くないですが、流石SK11。幅広くラインナップしてあります。

 

今回SK11を選んだ理由は

・価格が安い

・欲しいサイズが揃っている(10、12、14、17)

・ギアが軽い

・首振り部分が締め付けできる

という理由です。

 

 

長さ

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画像上からTONE、SK11、TOPです。

 

TONE:約35.5cm

SK11:約34.5cm

TOP:約32cm

 

同じ12mmのサイズで比べていますが長さは少しずつ違いますね。

TONE、SK11はサイズ毎に長さが違いますがTOPは10と12が同じ長さで14と17が同じ長さになっています。

 

どちらかというとボルトナットが強く締まってることの多い14mmで比較したかったんですが、購入時はそこまで考えずに安い12mmから買ってしまいました(笑)

 

過去にはTOPもTONEも使いましたが、強く締まっている事と工具自体の長さが長い事もあって14どちらも14から壊れたんですよね。

14には注意です。

 

 

表面処理

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TONE:梨地

SK11:鏡面

TOP:梨地(細かい)

となっています。

 

この工具は割と足回りなど汚れるところで使う事も多いので鏡面は拭き取りやすくていいかもしれません。

 

TONEのものは凹凸があるので少しですが指が引っかかるので持ちやすいかもしれません。ほとんど変わらない程度かとは思いますが(笑)

 

 

フレックス取付け部

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TONE(左):打ち込み

SK11(真ん中):トルクスネジ

TOP(右):六角ネジ

 

TOPを使っていた時は首振りがプラプラになっても完全に壊れたわけではなく、六角ネジを締め込めば直る事が多かったです。

TONEは打ち込みなので完全にリペアで修理するしかありません。

 

これを経験していたので今回は締めこめるタイプにしました。

しかし、締め込みタイプはネジだけで締め付けてあるわけではなく中に小さなバネが入っています。そのバネが壊れてしまったら修理が必要になります。

 

TONEとTOPを使ってみて、締め込みタイプのTOPの方が長持ちしたので今回は締め込みタイプの物を選びました。

まぁ私が知っている超ロングの他メーカーはほとんど締め込みタイプのものだった気がしますが(笑)

 

締め込みタイプが耐久性が高いのかどうかは分かりません。

 

 

めがね部分の外径

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TOP(上):約19mm

SK11(真ん中):約17mm

TONE(下):約18.5mm

 

作業ではかなり重要になるめがね部の外径。

TONEが一番薄いんじゃないかと思っていましたが予想外にSK11が薄かったですね。

TONEやTOPを使っていてギリギリな事が数回あったのでSK11なら余裕かもしれません。

強度が気になる所。

 

ザグリ(めがね部の面取り加工)がSK11だけないので作業性も少し変わってくるかもしれません。

 

 

ラチェット部の外径

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TONE(上):23mm

SK11(真ん中):25mm

TOP(下):24ミリ

 

1ミリずつ違いますがSK11は一番大きいですね。

ラチェット部はボルトナットの周りの障害物に当たる事が多いので小さい方が良いですが、残念なポイントですね。

 

しかし、一番外径の小さいTONEでもあたる事はあったのでここはもうしょうがないところなのかもしれません・・・

 

 

ラチェット部の違い

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この3メーカーでは唯一TONEが正逆の切替え付きで片側だけつば付きになります。

正逆の切替えは取付け方向が逆だった場合に簡単に切り替えができるので楽です。

狭いところでボルトを緩めすぎて工具が取れなくなった場合などにも対応できます。

 

TOPとSK11は切替なし(裏表で使い分け)の両側つば付きです。

TOPの方は片面にのみ黄色い色が付いているので正転逆転の向きが分かりやすいです。

 

この点はSK11は使いにくそうですね・・・

ペン等で印を付けるだけでも使いやすさは変わります。

 

 

ギアの軽さ

回した感じでは空転トルクは

TONE>SK11≧TOP

という感じ。TOPが一番軽く感じました。

 

この工具に関しては空転トルクはかなり重要視しています。

私はTOPからTONEに変えましたが、TOPがかなり空転トルクが軽かったのでTONEがとても使いづらかったです。

 

SK11は実際に整備で使っていないのでラチェット部の使いやすさはまだ分かりませんが、ほとんどTOPと同じくらいだったので問題ないかと思います。

 

 

まとめ

とりあえず使ってみないとわからないので購入してみましたが、おそらく使いやすいのではないかと思っています。

TOPの黄色の印は分りやすかったのでSK11には正転逆転が分かりやすいように何か印をつけるかもしれません(笑)

 

正転逆転の切替え付きは慣れれば使いやすいですが、絶対必要というほどではないかと思います。

切替が付いている物だと価格がだいぶ上がるので考えどころですね。

 

とりあえず12だけ購入しましたが、使いやすくて強度も問題なさそうであれば他のサイズも買い替えしようと思っています。

 

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