こんにちは、ウミガメ(@umigametool)です。
自動車整備士はもちろん、車好きな人なら持っておいてもおかしくない工具「エアゲージ(タイヤゲージ)」
タイヤの空気圧を測定、調節する工具ですね。
自動車のタイヤは適正じゃない空気圧で走行していると燃費が悪くなったり、タイヤが偏摩耗したりします。
また見た感じではわからなくてもパンクしていたという事もあるので定期的な点検が必要です。
もちろん整備士の人はお客様の車のタイヤをチェックするのに毎日使いますね。
そんなエアゲージですが、意外と種類もあり使用する場面によって使いやすいものが違います。
本記事では簡易的なものから本格的なものまで色々なタイプのエアゲージを紹介していきます。
ASAHI(旭産業):ゲージボタル AGE-600-452
エアゲージの専門メーカー旭産業の人気商品。
恐らく整備士の方はかなりの割合でゲージボタルを使っているんじゃないでしょうか?
その使用率からも信頼性が伺えます。
ゲージボタルという名前は暗闇で文字盤がホタルみたいに光るという特徴から名付けられています。
光ると言ってもライトなどが付いている訳ではなく、蓄光塗料で光をため込んで暗いところではボワッと文字盤が浮かび上がるような感じです。
紹介しているものはメーターが乗用車に使いやすい600kPaまでのものですが、トラック等の商用車に使いやすい1200kPaまでのものがあり、扱う車や好みによって選べます。
先端のチャック部分も種類が豊富で好きなものを選んだり、使い分けることもできます。
メーカーで校正(調整)・修理が可能な為、高い精度で長く使う事ができるエアゲージです。
価格はそれなりにしますが安心して長く使えるメーカーですね!
STRAIGHT(ストレート):エアーゲージ 15₋299
ストレートから販売されているエアーゲージ。
アサヒのものと比べるとかなり安い価格で購入することができます。
エアーチャックもロックタイプのものに加えダブルチャックのものが付属しているので幅広く使用できますね。
ただ、整備士の方の場合は毎日使用するものですのでもう少し信頼できるものが良いかと思います。
サンデーメカニックの方や整備士の方のサブ、家庭用としてちょうどいいかもしれませんね。
測定範囲が1200kPaまでとなっているので、乗用車にしか使わないという方は600kPaまでの「15₋290」の方が使いやすいかもしれません。
好みで選びましょう。
makita(マキタ):充電式空気入れ MP181DZ
マキタの電動で動く空気入れです。
エアホースを繋いで使用するタイプと比べ、エアー設備(コンプレッサー)を必要としない為どんな場所でも使うことができます。
しかしエアホース接続タイプより空気の充填スピードは遅く、本体のサイズも大きいため整備士の方の工場での使用には向きません。
バッテリーはもちろん他の電動工具等と互換性があるので、18Vのバッテリーを持っている方なら使用することができます。
色々なバルブに対応するアダプタも付属しているので、自動車だけではなく自転車やボールなどにも使用することができます。
整備士の方の場合は出張でのパンク修理や点検用として持っておくと便利かと思います。
サンデーメカニックの方は「空気圧の調整くらいは自分の家でやりたいけど、わざわざコンプレッサーまでは購入したくない」という方に良さそうですね。
エーモン:エアゲージ ライトグレード 8822
コチラは空気圧の測定・減圧だけを行うタイプのエアゲージ。
サイズも小さく出張先や家庭での空気圧チェックに最適かと思います。
もちろん測定・減圧だけなので空気を充填することはできませんが、サイズも小さいため持ち運びやすく、パッと確認だけを行う場合には必要十分な機能です。
わざわざ自宅として高いコンプレッサーや電動式の空気入れを買いたくない方はこのエアゲージで日常的にチェック、空気圧が低い場合はガソリンスタンドや車屋さんで充填という形で問題ないですね。
測定値保持機能も付いているので一度測定したら見やすい位置で確認することができます。
最大測定値は500kPa。
エアゲージおすすめまとめ
今回は整備士に必須な工具「エアゲージ」についてでした。
実際整備士の方が使われているエアゲージは旭産業のものが多いと思います。
メーカーは違ってもOEM元が旭産業だったりという事も・・・
エアゲージはホームセンターやカー用品店なんかにもかなり安く売ってあったりします。
最後に紹介したエーモンなんかはそうですね。
安いゲージですが、使う場面によってはそれで問題ないことも多々あります。
ただ、仕事で使われる方や仕事ではないけど頻繁に使われる方は多少高くても信頼できるモノを購入しておきたいですね。
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