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【おすすめ工具】作業を楽に!KOTOのロアアームツール「LAT-155」を紹介!【江東産業】

こんにちは、ウミガメ(@umigametool)です。

私は自動車整備士として働いていますが、嫌いな作業がいくつかあります。

いわゆる「パワー作業」が苦手で、力も体力もないので工具を使ってできるだけ楽に作業したいです(笑)

 

そんな嫌いな作業の一つに「ロアアーム」があります。

ロアアーム自体の交換も、ブーツ交換も嫌いです。

そう、ボールジョイントを外す作業ですね・・・

すんなり外れる時は良いんですが、中々外れない時はめちゃくちゃ疲れますよね・・・

 

そんなロアアーム作業の強い味方がKOTOより発売されました。

本記事ではKOTOロアアームツール「LAT-155」を紹介していきます。

KOTO:ロアアームツール「LAT-155」の特徴・おすすめポイント

作業が楽になる

何と言ってもおすすめしたいポイントが「作業が楽になる」という点です。

ロアアームのボールジョイントを抜くときも、ブーツ交換等でアームを下げる時も、この工具を使うとかなり楽に作業ができます。

プライバー(バール)などに比べて上げ下げの動作がやりやすく、専用工具なので準備も簡単です。

私は初めての使用時に「あ、楽だ」と思えたのでかなりおすすめしたい工具になりました!

Y字形状で使いやすい

LAT-155はY字の形状になっています。

そのおかげでナックルを避けやすく、ブレーカーバーなどのハンドルを取り付けやすいです。

特にハンドルとしてラチェットを使う場合は角度を調整しやすく、Y字の恩恵を受けやすくなっています。

また、ロアアームのフロント側からもリヤ側からも掛けることができるのも良いですね。

2つの差込穴

LAT-155にはハンドルの差込穴が2つ付いています。

2つの穴は45度ズレた角度で開けてあるので、ブレーカーバーなどの角度を付けづらいハンドルでも持ちやすい位置に合わせることができます。

ちなみにハンドルは内側にも外側にも付けることができます。

内側に付けるとロアアームの線状にハンドルが来るので安定感が増します。

内外どちらでも使えますが、基本的には外側より内側に付ける方がおすすめです。

ハンドルが車両外側に長く出る

この工具を手に入れる前はロアアーム自体にプライバー(バール)を掛けたり、ロアアームにチェーンやU字のフックとステーを掛けてプライバーを使ったりしていました。

その方法でもロアアームツールと同じような動きはできていたんですが、大きな違いがありました。

ハンドルが車両の外側に出ているおかげでスペースが広く扱いやすいという事です。

これは実際に使ってもらうとかなり違いを感じられると思います。

KOTO:ロアアームツール「LAT-155」のデメリット

ホントに硬いものは外せない

かなり作業が楽になるLAT-155ですが、本当に硬いロアアームのジョイントは外すことができません。

力がうまく入ることで硬いジョイントも外せる・・・?と淡い期待をしていましたが、さすがにそこまでは無理でしたね。

使用用途としては

・簡単に取れるアームがさらに楽に外せる

・ジョイントを外した後のアームを簡単に下げられる

という感じです。

 

固いロアアームのジョイントを「外す」という事に重点を置くならエアハンマー等を持っていた方が良さそうですね。

関連記事:【Snap-on】威力が強く時短に!スナップオンのエアハンマーを紹介【おすすめ工具レビュー】

滑ることがある

溝が彫ってあることで基本的な作業では滑ったりすることはほぼなく、安心して作業できます。

しかし、せっかく下向きの力を入れやすいので中々外れないロアアームにも使いたい・・・

と思ってロアアームツールとハンマーを併用してみました。

 

・・・めちゃくちゃ滑る(笑)

滑り止めの溝はありますが、振動が加わると簡単に滑って外れてしまいます。

元々間違った使い方かとは思いますが、危ないので他の方が同じようなことをやらないように注意喚起として書いておきます。

収納しづらい

作業の際は使いやすいY字構造ですが、収納時はかさばってしまいます。

ロアアームに掛ける部分が脱着式になってたりしたら収納もやりやすそうですが、強度の問題か分解できるところはありません。

収納の点で比べるとコンパクトなLAT-100が良さそうですね。

KOTO:ロアアームツール「LAT-155」のサイズ・各部詳細

各部サイズ・長さ

LAT-155の各部サイズはこんな感じになっています。

全長(高さ):約158mm

全幅(横幅):約129mm

アームに掛ける棒の内寸:約85mm

アームに掛ける棒の長さ:80mm

厚み:92mm

形状的にも大きさ的にも収納が難しいです。

上手く収納したいところ。

重量

重量は848g

ズッシリ重く感じますが、持ち運びするような工具でもないので特に問題はないでしょう。

KOTO:ロアアームツール「LAT-155」のレビューまとめ

本記事ではKOTOのロアアームツール「LAT-155」を紹介しました。

実際に使ってみるとかなり使いやすく、便利な工具でした!

欲を言えばこの工具を使って下に力を掛けたまま叩いたりできればもっと良かったとは思いますが・・・

さすがにそこまでは厳しいか(笑)

 

価格面で見ても約1万円程度で購入できるので買いやすいですよね。

価格と楽さを比べると持っておいて損の無い工具かと思います!

 

同じKOTOより「LAT-100」も出ていますが、基本的にはY字のLAT-155の方が使いやすくおすすめです。

というより、LAT-100が勝っている点は収納のしやすさくらいじゃないかな?(笑)

とても便利な工具なので、ぜひ工具選びの参考にしてみてください!

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