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【E型トルクス】低頭タイプにも対応!アストロのヘックスローブソケットを紹介【おすすめ工具】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

整備の仕事をやっていると時々「トルクス」のボルト、ネジに遭遇します。

トルクスのボルトは専用のソケット等を使用し、使用頻度は多くないですが絶対に持っておきたい工具です。

「花型」や「星型」とも呼ばれたりする事がありますね。

 

本記事ではそんなトルクスソケットの中からアストロプロダクツ(ASTRO PRODACTS)の「E型ヘックスローブソケット(トルクスソケット)」を紹介します。

 

アストロプロダクツ:E型ヘックスローブソケットのおすすめポイント

ザグリ(面取り)が浅い

他メーカーと比べて1番おすすめしたいポイントがザグリ(面取り)の深さです。

他メーカーのE型トルクスソケットはザグリがかなり深くなっていますが、アストロのものはザグリが比較的浅く作られています。

 

通常のトルクスボルトなら良いんですが、「低頭タイプ」のトルクスボルトになるとザグリが深いE型トルクスソケットではうまく噛ませることができません。

低頭タイプのトルクスボルトにも対応しているザグリの浅いソケットを持っておきたいですね。

 

価格が安い

2つ目のおすすめポイントが「価格の安さ」です。

今回1/4と3/8サイズのセットを紹介しますがどちらのサイズともセットでそれぞれ1000円程度

絶対に持っておきたい工具ではありますが、使用頻度も高くなくトルクス自体は形状的にはなめにくいのでコストパフォーマンスを考えるとアストロは買いやすくおすすめです。

 

外周部にローレット(すべり止め)加工

ソケットの外周部にはローレット(すべり止め)加工が施されています。

ボルトを取り付ける時や一発緩めた後などはソケットを指で持って回すこともあるのでローレット加工は嬉しいですね。

欲を言えばローレット加工をもう少し大きくしたり、ソケット中央ではなく下の方(差込角側)にしてあったらもっと使いやすかった気がします。

アストロプロダクツ:E型ヘックスローブソケットの注意点

通常のトルクスボルトならザグリ(面取り)の深いものが良い

本記事でアストロのE型ヘックスローブソケットを紹介した理由は「ザグリが浅く通常のトルクスボルト、低頭タイプのトルクスボルト両方に使えるから」です。

しかし通常のトルクスボルトに限定して言えばボルトの頭の形状的にザグリの深いトルクスソケットの方がしっかりと奥まではめ込む事ができます。

画像のように頭の奥側が斜めになっているので通常のトルクスソケットの方が奥までしっかりと入れる事ができます。

対応幅的にアストロのようなザグリの浅いトルクスソケットはどちらにも使用できおすすめですが、余裕があるならザグリの深い通常タイプと低頭ボルトに対応したザグリの浅いタイプを両方持っておいて使い分けるのが良いですね。

アストロプロダクツ:E型ヘックスローブソケットのサイズ・重量

1/4SQと3/8SQそれぞれの全長、外径(一番太いところ)、セットでの重量を書いていきます。

1/4SQ(6.35mm)差込

1/4SQの全長は25.0mm。

全てのソケットが同じ高さで揃っています。

 

直径は一番大きいサイズ(E10)の一番太い所で13.7mm。

他のサイズ(E4~E8)だと12.0mmとなります。

1/4SQという事もあり、狭いところでも使いやすそうですね。

 

重量はレールまで入れたセットで85g

E型のトルクスソケットを持ち歩くことは少ないと思いますが、持ち運ぶ方は参考までに。

 

3/8SQ(9.5mm)差込

3/8SQの全長は1/4SQと比べると少しだけ長い28.0mm

こちらも全て同じ高さで揃っています。

 

直径は一番大きいサイズ(E14)で18.0mm。

他のE5~E12は17.0mmとなります。

 

3/8SQの重量はレールまで含めて200g

こちらも参考までに。

アストロプロダクツ:E型ヘックスローブソケットと他メーカー比較

左が某有名メーカーのE型トルクスソケット、右がアストロです。

比較してみるとザグリの深さの違いが分かりやすいかと思います。

他メーカーでのE型トルクスソケットおすすめ

Ko-ken:トルクスソケットセット RS4425/6-N

低頭タイプのボルトに対応したトルクスソケットなら日本のソケットメーカー「コーケン」からも販売されています。

1/2SQ(12.7mm)差込のみのE10~E20までと大き目のサイズしかラインナップがありません。

しかし実際低頭タイプのトルクスボルトでE10より小さいサイズはほとんど見かけません。

コーケンならソケット自体の信頼度も高いので安心して作業を行う事ができます。

 

Ko-ken:ナットグリップトルクスソケット

コチラもコーケンからボルトナットを保持する「ナットグリップ」の機能が付いたタイプ。

トルクスのボルトは奥まったところなどで使われている事も多いので保持機能が付いていると便利な事も多いです。

ナットグリップタイプはセット販売が無いので注意。

 

アストロプロダクツ:E型ヘックスローブソケットのレビューまとめ

本記事ではアストロプロダクツの「E型ヘックスローブソケット」について紹介させて頂きました。

 

低頭タイプのトルクスボルトに対応したソケットはそもそも出しているメーカーが少ないです。

多くのメーカーが出しているようなザグリの大きいトルクスだと低頭タイプに対応できないので低頭タイプにも対応している物を持っておきたいですね。

 

アストロのヘックスローブソケットは低頭ボルトにも対応し、価格もかなり安く購入できます。

低頭ボルトが使われているメーカーのメカニックの方はもちろん、色々なメーカーの車を扱う方はいつ低頭ボルトに遭遇するか分からないので余裕のある時にでも購入しておきたいですね。

 

 

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