【高トルク作業】HAZETの伸縮ラチェット「916HPLG」を紹介【ハゼット】

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

高トルクでの作業を行う時、長いラチェット等を持っていたら楽にボルトナットの締め緩めを行う事ができます。

特に足回り等では200Nmを超えるトルクで締め付けられていたり、砂が入り込んだり錆びたりしていて緩めるのが大変な事も少なくありません。

しかし楽に作業ができる反面、長いラチェットになればなるほど収納が難しくなってしまいます。

 

本記事ではそんな長尺のラチェットで収納に便利なHAZET(ハゼット)の伸縮ラチェット「916HPLG」を紹介します。

 

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGの特徴・メリット

ハゼットの伸縮ラチェット916HPLGについて簡単な特徴を紹介します。

伸縮タイプ

このラチェットの一番の特徴が伸縮タイプだという事。

他メーカーを見ても伸縮タイプのラチェット自体があまり多くありませんが、全長600mmを超えるものとなるとHAZETくらいしか見たことがありません。

通常600mmもあるとバッグ等に入らず持ち運びも手間がかかりますが、400mm程度まで縮める事ができれば工具箱やバッグも入る物が多くあります。

工場内でキャビネットをメインで使用している方でもシングルバンク(引き出し1列)のタイプだと横幅は500mm程度のものが多く、長尺な工具の収納が難しい事も。

絶妙なニーズに答えたラチェットかと思います。

 

伸縮ラチェットの使い方として

伸ばして一発緩める→縮めて早回し

というのはイメージすると思いますが、このラチェットは縮めても400mm以上の長さがあるので一発緩めた後に早回しする場合は別のラチェットに持ち替えた方が作業しやすい事が多いかもしれません。

 

耐荷重1000Nm

次に注目したいポイントが1000Nmの高トルクにも対応しているという事です。

600mmを超える超ロングタイプのラチェットだと思いっきり力を掛けた時に「壊れるんじゃ・・・」と不安がよぎったりもしますが、耐荷重1000Nmを謳っているこのラチェットならかなり安心感が高いです。

首振りなしのタイプなので力が逃げずなめにくいので安心感がさらにアップします。

 

90ギア

ギアの枚数も90枚とかなり多いです。

送り角度も4度と細かく振る事ができるのでハンドルを振りにくいところでも活躍します。

ラチェットのサイズ的にそこまで狭いスペースでの使用は多くないとは思いますが、そういう場面に遭遇する事もあるので90ギアは嬉しいポイントですね。

 

ギアを回した感じもカリカリと気持ちいい音を出して細かく回ります。

1000Nmに対応するためか空転トルクは少し重め。

ラチェットのサイズ的に空転トルクが軽い必要はあまりありませんが、もう少しだけ軽かったら嬉しかったですね。

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGのデメリット

重量が重い

最大600mm超えのラチェットですが、それを考えてもかなり重いです。

サイズ的に連続での作業にはほとんど使用しないとは思いますが、もし連続使用する事があったら重量で疲れてしまうかも・・・

 

伸縮タイプで持ち運びもしやすいとは書いていますが、重量的には重くなってしまうので「持ち運びセットに入れておく」ではなく「必要な時だけ持ち運ぶ」くらいに考えた方が良いかもしれませんね。

 

首振り機能が無い

やはりラチェットは首振り機能があった方が対応できる場面が多いです。

そこまで狭い所での使用は少ないですが、足回り等の作業でも微妙な障害物を避けたい事はあります。

対応力という点では首振りタイプの方が勝っています。

 

ただ、首振り無しのものは「力が逃げづらい」「壊れにくい」という利点もあるので一長一短というところですね。

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGの各部詳細

全長

一番短い状態です。

縮めた状態でも414mmあります。

 

一番伸ばした状態。

伸ばしたら614mmとかなりの長さになります。

 

ヘッド部

ヘッドの外径は42.0mm

差込サイズや耐久性を考えると仕方ないかもしれませんが、できればもう少し小さい方が良いですね。

作業する場所によってはヘッドの大きさが邪魔になることもあるかも・・・?

 

ヘッドの厚みは37.3mm。

厚みに関しては極端に厚くはありません。

 

グリップ部

グリップ部はだ円形状で、一番太いところで37.7mmあります。

だ円の薄いところを測っても34.3mm程度あるのでだ円と言っても円形状に近いですね。

 

グリップを持った質感は固いゴムのような感じ。

凹凸も付いているのでかなり滑りにくいグリップとなっています。

 

シャフト部、伸縮部

シャフト部の外径は23.0mm。

伸縮タイプという事もあり太めのシャフトになっています。

 

伸縮はローレット(すべり止め)加工されている太い部分をネジのように回して緩める事で行います。

FACOM等の伸縮ラチェットのようにワンタッチで伸縮できる構造の方が使いやすいですが、長さや強度的にコチラの方が良い気がします。

ねじを締めた時はガッチリと固定されてガタもありません。

 

関連記事:【おすすめ工具】持っていると便利なFACOMの伸縮ラチェット「SXL.171、JXL.171」の紹介【ファコム】

 

伸縮部の形状は円筒で、一部だけねじれ防止の溝が入っています。

無段階で固定する事ができるので細かく長さの調整が可能です。

 

重量

重量は1341g

デメリットの項目でも書きましたが結構重く感じます。

 

もう少し軽い方が嬉しいですが、重さのおかげかかなりしっかりしている印象はあります。

 

実際に持ったイメージ

実際にもったところです。

伸ばした状態で撮りたかったんですが、長くて写真に収めるのが難しかったため一番縮めた状態で撮影しています。

サイズ感のイメージに。

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGの使用用途

足回り、下回り

自動車整備で一番考えられるのが足回りや下回り。

足回りは乗用車でも200~300Nmの高トルクで締め付けられている事も多いので重宝しそうです。

泥や錆びなどでボルトが固くなっていることも多々あるのでそういう時にも使えます。

 

重機・建設機械

自動車の整備とは違いますが、重機や建設機械などでは大きなボルトナットが使われていることが多いので600mm超えの916HPLGは使えます。

特にボルトナットのサイズが大きい場合は最初の一発を緩めても回すのにトルクが必要だったりするので伸縮機能が活きそうですね。

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGの代わりになるラチェット

HAZET:916LG

HAZETの916HPLGは416~616mmというかなり長いタイプの伸縮ラチェットですが、このサイズになると他メーカーでは見かけません。

だからと言って916HPLGはまだまだ価格が高いです。

同じようなものが欲しい、でももう少し安いものが良いという場合は同じハゼットの前のモデル「916LG」がおすすめです。

サイズは916HPLGと比べると

・少し短い410~590mm

・耐荷重最大600Nm

・32枚ギア

とスペック的には916HPLGに劣りますが実際作業を行う上ではこのサイズ、耐荷重でも十分な場合がほとんどです。

使う人によっては「持っておきたいけど頻度的にはかなり少ない」という人もいらっしゃると思います。

 

916HPLGが発売されたことによりかなり価格が下がっているところもあるようですので価格が安いモノが欲しい場合はコチラを買うのも全然アリかと思います。

 

Snap-on(スナップオン):SHLX80A

キャビネットに余裕がある、持ち運びもほとんどしないという場合はHAZET:916HPLGのメリットを感じにくいかと思います。

・1/2SQ(12.7mm)差込

・600mm超え

・高トルク対応

という条件なら別メーカーでも沢山あります。

その中でもおすすめなのがSnap-onのSHLX80Aです。

全長654mmとHAZET:916HPLGより長く、首振りタイプ、首振りロック機能まで付いているので使い勝手は良いです。

HAZETのように「耐荷重○○Nm」と表記はありませんが、Snap-onなのでかなりの耐荷重が期待できます。

 

HAZET:伸縮ラチェット 916HPLGのレビューまとめ

本記事ではHAZETの伸縮ラチェット「916HPLG」を紹介しました。

ポイントとしては

・416mm~614mmの伸縮ラチェット

・最大1000Nmの耐荷重

・90枚ギア

というところでした。

どちらかと言うと重機や建設機械の方に向いている工具なのかもしれません。

 

自動車の整備で使用する場合は

・横幅500mm(シングルバンク)程度のキャビネットを使用していて、長いラチェットをキレイに収納したい

・高トルク作業時の安心感が欲しい

・持ち運びで長いラチェットが必要

みたいな方には良いラチェットかと思います。

 

人を選ぶラチェットではありますが、合う人にはとても合うラチェットだと思いますので長尺のラチェットを選ぶ際には候補にどうぞ!

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