こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。
最近工具について調べていて気になっている工具があります。
「エキストラクター(エクストラクター)」です。
エキストラクターは折れてしまったりなめてしまったネジやボルトを外す工具の事です。
逆ネジ状にドリルになっている工具とか時々見かけますね。
あとはツイスター(トルネード)ソケットなんかもエキストラクターの1つです。
しかし、今回紹介するのは違うタイプ。
コンビネーションレンチです。
Pro-Auto:エクストラクターコンビネーションレンチセット
プロオートから出ているエクストラクターのコンビレンチ。
サイズは8、10、12、13、14、17、19mm
よく使うサイズのセットですね。
気になるのはやはりレンチ部分の形状。
この形状により、めがね部では最大90%角が潰れたボルトナットをがっちりと噛みこんで緩める事ができます。
(90%と言うのは別メーカーの表示です。Pro-Autoのものは表記無し。ほぼ同じ計上なので同じくらいの駆動力を期待できるかと思います。)
別メーカーのもの
Pro-Autoだけじゃなく、他のメーカーからも出ています。
私が見つけたのは「TRUSCO(トラスコ)」のもの。
上に少し書いた「最大90%角が潰れたボルトナットを回せる」表記があったのはトラスコのものです。
Pro-Autoと違ってはっきり表記してあるのでトラスコの方が安心して使えるかもしれませんね。
Pro-Autoはセットでの販売がありますが、トラスコはセットが見つかりませんでした。
ばら売りしかないのかもしれません。
レンチ以外
私がPro-Autoを紹介したのはコンビレンチ以外にもエクストラクターがあるからです。
ソケットタイプ
レンチタイプと比べると少し形状は違いますが、こちらもエクストラクターです。
少し奥まったところなんかにはコンビレンチではなくソケットタイプが使いやすいですね。
ツイスターソケットとは違い、角が潰れていないソケットにも使えるので使いやすいかと思います。
L型六角レンチ
六角レンチにもエクストラクターがあります。
六角で回すボルトは結構潰れる事が多く、困ることがあります。
これは持っておいたら結構助けられることがあるかもしれませんね!
まとめ
今回は工具を調べていて形状が面白かったので紹介しました(笑)
実際に90%も角が潰れていたらそのボルトナットは再使用する事はないのでツイスターソケットなんかがしっかり噛みこんでくれるし良いかもしれません。
今回紹介したレンチやソケットは、角が潰れていないボルトナットにも使えるので
・固着ぎみのもの
・錆があるもの
・少し角が潰れてしまったもの
に使えて良いですね!
コンビレンチなのでスパナ部ならソケットが入らないような狭いところでも使えたりもします。
今回コンビレンチ、ソケット、六角の3種類を紹介しましたが、実際に一番使えそうなのは六角な気がします。六角で緩めるボルトはホントに潰れやすいので・・・
整備をしているとボルトナットの角を潰してしまう事は結構多いです。
対策用の工具を持っていないと作業が止まってしまいますし、潰してしまったボルトナットを外すのにもかなり手間がかかります。
今回紹介したエクストラクターに限らず、潰したとき用の工具は持っておきたいですね!