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【クニペックス】開き幅の調整不要!KNIPEXのコブラスマートグリップ「8501-250」を紹介【自動調節】

こんにちは、ウミガメ(@umigametool)です。

 

数あるプライヤーの中でも使用頻度も多く、ガッツリとつかんだり時には部品を叩いたりするウォーターポンププライヤー(以下ウォーポン)。

自動車整備には欠かせない工具ですよね。

 

よく使用する工具だけあって、色々なメーカーから発売されています。

そんな中でも人気なのがKNIPEX(クニペックス)のコブラシリーズ。

サイズラインナップも多く、先端の太さや開き幅の調整方法によって細かく分かれています。

 

本記事ではそんなコブラシリーズから、自動調整で作業を効率化できるスマートグリップ「8501-250」を紹介します!

KNIPEX:コブラ スマートグリップ「8501-250」のおすすめポイント

対象をガッチリとつかむ

クニペックスのコブラシリーズに共通するポイントですが、対象をガッチリとつかむことができます。

テコの原理で強く掴めるのはもちろん、入念な焼入れ処理をされた掴み面はとても硬度が高く確実に対象物をつかみます。

様々な形状のものをつかむことができ、丸い物でも3点がしっかりと接触するようにつかめるので滑りづらくなっています。

数あるウォーポンの中でも、コブラシリーズを使っている方が多いことからもつかむ力の強さは保証されていますね!

 

開き幅の調整不要

本記事で紹介している「スマートグリップ」最大の特徴が、開き幅を自動で調整してくれるという事です。

コブラシリーズに限らずウォーポンは基本的に

①調整

②つかむ

と二つの動作が必要になります。

しかも幅が合わずに調整をやり直すという事も結構ありますよね・・・

 

しかし、スマートグリップなら調整が不要な為すぐに掴む動作に入ることができます。

(ロックの解除は必要ですが笑)

ほんのひと手間ではありますが実際に使ってみると結構楽に感じますね。

つかみ幅が違うものを連続してつかむ場合などは特に恩恵が大きいです。

 

例として私の場合はトラック系のドラムブレーキの確認をウォーポンで行うので、ゴムをめくる(小さい幅)→ピストンを動かす(大きい幅)というのが楽に行えて良かったです。

 

片手で使える

地味に便利なのが片手で使用できることです。

スマートグリップは手に取って、親指でロックを解除→そのまま使用、とスムーズに作業に移れます。

 

通常のウォーポンは基本的に右手で調整ボタンを押し左手でスライドさせて調整、という形で両手を使う事になります。

たまに片手で何かを押さえたり支えたりしてる状態でウォーポンを使いたくなることがありますが、そういった時はとても便利です。

 

片手で使いたい場面は多くはありませんが、他のウォーポンと比べて違う点であり使いやすい点なので紹介しておきます。

ウォーポンは基本的に右利き用に作られているものが多いですが、調整ボタンがないので左利きの方でも使いやすそうですね!

 

ロック機能付き

スマートグリップは掴み幅を自動で調整できる機能があるため、基本的には開いた状態になっています。

その状態だとかなり大きいですし収納時や持ち運ぶときにも場所を取ってしまいます・・・

 

しかし、閉じた状態で固定できるロック機能が付いているので収納時などでも大丈夫!

レバーを動かすだけで簡単にロックができるのでとても便利です。

上の画像がロック(口が開かない)状態です。

矢印の方にレバーを動かすと使えるようになります。

KNIPEX:コブラ スマートグリップ「8501-250」のデメリット

大きいものが掴みづらい

コブラスマートグリップは対象物の大きさに合わせて自動的に口幅を調整します。

掴む側はガッチリと掴んでくれて良いのですが、対象物の大きさによってはグリップがかなり開いてしまう事も・・・

 

小さいものを掴むときはグリップの間隔も狭く

大きいものを掴むときはグリップの間隔も広く

という風に対象物の大きさに比例してグリップの間隔も変わります。

 

手の小さい私でも持てはするので基本的には問題ないのですが、大きいものをガッツリ掴みたいという場合は感覚が広すぎて力が入れづらい事もあるので注意です。

スマートグリップ1本でかなり幅広くの場面に対応できますが、大きいものを掴む用に通常のコブラの250mmか300mmを持っておきたいですね。

(通常のコブラは大きい物でもグリップの間隔は狭く持てます)

 

サイズが250mmしかない

コブラスマートグリップにはサイズ設定が250mmの1サイズしかありません。

ウォーポンは多くの人がメインで250mmか300mmあたりを使用するかと思います。

私も今まで300mmをメインで使っていました。

 

250mmでもメインで使う分には問題は無いのですが、できれば300mmや150mm程度の小さいサイズのラインナップも増やして欲しいですね。

特に小さいサイズは狭い所で使用することもあるので自動調整がさらに役立ちそうです。

 

そのあたりは今後に期待しておきましょう(笑)

 

KNIPEX:コブラ スマートグリップ「8501-250」のサイズ・各部詳細

全長

全長は257mm

一番長い所で測っています。

 

グリップ

グリップの幅は16.25mm

コンフォートグリップほどではありませんが、太めのグリップでしっかりと力を入れる事ができます。

画像では伝わりにくいかもしれませんが、握り面はザラザラの加工をしてあるので滑りにくくてgood!

 

掴み面

つかみ面はこんな感じ。

他のコブラシリーズと同じですね。

かなりガッチリとつかんでくれます。

 

実際に持ったところ

実際に持ったところです。

普通のコブラでも250mmか300mmをメインに使っている人が多く、使いやすいサイズとなっています。

KNIPEX:コブラ スマートグリップ「8501-250」のレビューまとめ

本記事ではKNIPEXのコブラシリーズからスマートグリップ「8501-250」を紹介しました。

 

私はウォーポンはずっと通常のコブラの300mmと180mmの2本を使っていました。

基本的にはその2本を持ってたら特に困ることも無く使えるかと思います。

ただ、スマートグリップを使ってみるとスマートグリップがメインで他の2本がサブになるくらい便利だと感じました(笑)

 

実際にはウォーポンを連続で使用する事自体が少ないかとも思うんですが、1回の使用だけでも楽さは感じます。

私はタイロッドエンドやロアアームのブーツ交換にもウォーポンを使いますが、そういう時って幅の調整をやり直すことって結構多いんですよね・・・

スマートグリップなら調整をやり直すことはありませんし、ブーツを1つ変えるだけでも作業効率が上がってるのを体感できます。

 

本文に書いたようにデメリットもありますし、1本で全ての作業を快適に行えるわけではありません。

しかし、とても便利な工具なのでぜひ使ってみてください!

 

 

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