こんにちは。ウミガメ(twitter:@umigametool)です。
今回はソケットについて書こうと思います。
ソケットは種類も多く、出しているメーカーもかなり多いです。
ですので今回はメインで使用する事の多い「3/8、6角」のソケットを紹介します!
長さや種類など、紹介するには多すぎるので今回はメーカーごと、シリーズごとに
書いていきます。
- ソケットの種類
- Snap-on:212SFSMY
- MAC TOOLS:プレシジョントルク SXDM146BRPT
- Ko-ken(Z-EAL):RS3300MZ/12
- KTCnepros(ネプロス):NTB3L12A
- まとめ
ソケットの種類
ソケットは大きく分けると3種類あります。
小さい方から
・ショート(スタンダード、シャロー)
・セミディープ
・ディープ
の3種類です。
ディープよりさらに長いロングディープなんかもあったりしますが、ほとんど使用する事はないと思います。
使用頻度的には
ディープ≧ショート>セミディープ
かと思います。(個人差や整備する車両にもよりますが)
ですので今回はディープソケットを載せていきます。
例として6角のディープをリンクに貼っていますが、12角やショートなども基本的に同じ特徴ですので、同じように参考にして頂ければ嬉しいです。
Snap-on:212SFSMY
やはりスナップオンのソケットは信頼できます。
特徴は「フランクドライブ」という技術。
ボルトナットの角に力が加わらないように、平面同士が接触するような構造になっています。
このおかげで従来のものより最大20%もの高いトルクを発揮させます!
フランクドライブについて詳しくはスナップオンのHPをどうぞ
スナップオンのソケットは2018年に新しいものが出ました。
関連記事:フランクドライブエクストラの変更点
さらに精度が良く、使いやすくなっています。
新タイプは価格的にはまだまだ高く、旧タイプでももちろん精度は抜群なので新旧どちらを買うかは好みでもいいかもしれませんね。
MAC TOOLS:プレシジョントルク SXDM146BRPT
特許取得のノンスリップデザインで85%まで舐めてしまったボルトナットを回すことができます。
85%なんてほとんど円です(笑)
駆動力に関しては一番良さそうですね!
もちろん締める時も通常のソケットと同じように使えるので、ボルトナットを痛めません。
こちらのソケットは別メーカーから似たソケットが出ています。
開発したのはMAC TOOLSなのでやはり一番信用できるかと思います。
ちなみに他メーカーから出ているのはOEM等ではなく、MAC TOOLSが特許を取っていない国で作られたみたいです。
Ko-ken(Z-EAL):RS3300MZ/12
日本ではかなり有名なコーケン。
コスパで言えば最高かと思います。
スナップオンやマックに比べると約1/3程度の価格で買えるので出費はかなり抑える事ができます。
さらにコーケンの良いところはサイズの組み合わせの種類が多い事です。
貼っているリンクはディープソケットの12個セットです。他メーカーでもこれくらいの個数のセットばかりです。
しかしコーケンはほとんど使用しないサイズを抜いた8個セットや、ショートとディープの混合セットなどもあります。
混合セットはサイズが足りなかったりしますが、8個セットの方は使うものが揃っているので買いやすいかと思います。
ちなみに8個セットはコチラ
KTCnepros(ネプロス):NTB3L12A
他メーカーとの一番の違いはゴムリングが付いていることでしょうか。
このゴムリングのおかげでソケットのみで回す場合に回しやすくなっています。
ゴムリングは単品でも売っているのでボロボロになったら交換する事もできますし、色も数種類出ているので好きな色にすることもできます。
ソケットはボルトナットを痛めにくいパワーフィット形状を採用しているので確実な締め付け、緩め作業ができます。
考え方はスナップオンに近いですね。
見た目もきれいな鏡面処理のメッキで高級感があります。
価格はコーケンとマックの間くらいの価格。
まとめ
今回はソケットの紹介でした。
セットの内容(サイズの組み合わせ)はメーカーによって違うので買う前にしっかり確認しましょう。
精度については価格相応かと思いますが、一番安いコーケンでも十分信頼できます。
私もコーケンを使っていますが問題なく使えていますね。
ソケットは部品(ボルトナット)に直接触れる工具です。
ホームセンターに売ってあるようなめちゃくちゃ安いソケット等はボルトナットをすぐダメにしてしまうのでできるだけ信頼できるものを揃えたいですね!
その他、整備士のおすすめの工具は