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自動車整備士におすすめの工具・超ロングラチェットメガネレンチ

こんにちは。ウミガメ(@umigametool)です。

 

今回は私の一押し工具を紹介します。

その名も・・・

 

超ロングラチェットメガネレンチ!!!

 

その名の通りすごく長いラチェット付きのメガネレンチです(笑)

メーカーによって名前は違ったりもしますがこの名前なら伝わると思います。

 

結構色々なところに使えるんですが、特に足回り。ブレーキパッド交換する時等はかなり重宝しますね!

片方がメガネ、もう片方が同じサイズのラチェットになってるので通常のメガネでパキッと緩めて、回るようになったらラチェットで早回しが出来ます。

もちろん締める場合も逆手順で1本で完結!

 

超ロングなので奥まったところにも使えてベルト交換等にも。

 

かなり使える工具だと思うんですがおそらく普及率が低い・・・

1回使ってしまうと必須と思えるレベルなんですがあんまり使ってる人見た事ないんですよね・・・

 

この工具広めたくてブログ始めたと言っても過言ではありません(笑)

 

今回は一押し工具って事もあってこの工具だけをメーカー毎に紹介します。

KTC

 

安心のKTC。

他のメーカーに比べると少し高いですね。

 

特徴としては

  • ラチェット歯数72枚
  • コンパクトヘッド
  • 片面オフセット
  • 方向切替レバー

ですね。

 

ラチェットは少し空転トルクが固めですが歯数72で細かく回せます。

ヘッドは小さい方が良いです。狭いところにも入れたりします。

オフセットは基本あった方が使いやすいですね。KTCは片面なのでオフセット無しで回したい時にも対応出来ます。

 

サイズのラインナップは10・12・13・14・15・17・19の6種類。

 

首振り部のリペアが見つからなかったんですが・・・ないのかな?

 

TONE

特徴はほとんどKTCと同じような感じですね。

KTCより少し価格が安いです。

 

ヘッド部分のリペアがヘッド丸ごとしかありません。

そのため首振りがダメになった時は割とお金がかかります・・・

 

私はいまTONEを使っていますが購入1か月で12がダメになり新品と交換してもらい、その後1か月でまた12がダメになりました(笑)

運が悪かっただけかもしれませんがもしかしたら少し弱いのかも?

 

ちなみにTONEに限らずかなり長いので首振り部分にかかる負荷は大きいです。

数か月でダメになることは少ないと思いますが修理前提で考えていた方が良いと思います。

 

サイズは8・10・12・13・14・17・19の7種類。

KTCと比べると15が無くて8がありますね。

使いやすい4サイズのセット(RMA400L)があるのでそちらがおすすめです。

 

TOP

TOP

上2つのメーカーと違ってラチェットは両側オフセットです。

(10だけはオフセット無し)

切替が無いので正転逆転は裏表で切り替えます。

正転逆転の向きがわかりやすいように黄色のラインが入ってます。

 

私が前に使ってたメーカー。

14がダメになった時にTONEに全部買い換えました(笑)

比較的安く揃える事が出来るんじゃないでしょうか?

 

メガネ部の精度は少し低いと思います。

しかし空転トルクがかなり低い。

KTCとTONEは手で押さえてラチェットを回すことが多いですがTOPは抑えなくても大丈夫な事がほとんどです。

 

リペアもスプリングのみで出てるので安価で修理可能。

サイズが上2つのメーカーと比べると少なく10・12・14・17のみ。

 

超ロングラチェットメガネに関してはコスパ的に一押しのメーカーですね。

 

Pro-Auto

Pro‐Auto

こちらはメガネ、ラチェット部共に片側オフセット。

ラチェットには切り替え付き。

形状はKTCやTONEに近いですね。

 

しかしこちらはラチェットの空転トルクが軽い。

その点はTOPに近いです。

 

そして他メーカーと違うのが、メガネ部。

他のメーカーが12角を採用してるのに対しPro-Autoは6角になっています。

12角の方が使いやすいですが、6角の方が安心は出来ますね(笑)

 

サイズはTONEと同じ8・10・12・13・14・17・19の7種類。

10・12・14の3本セットや12・14・17の3本セットも出てますのでセットで購入する方はそちらが良さそう。

 

まとめ

こんな感じで4メーカー紹介しました。

私はTOPを最初に使ったのでラチェットの空転トルクが重いのは少し苦手ですね。

しかし機能的にはKTC、TONE、Pro-Autoが片側オフセット、切替付きという事で色々対応は出来るかと思います。

 

サイズは日本車を扱う場合なら10、12、14、17の4種類を持っていればほとんど困らないと思います。

私は19は欲しいと思ったことはありますが使用頻度的に持っておく必要があるかは微妙なところ。揃えたとしても19まででしょうね。

とりあえず4本で十分かと思います。

 

使用感はあまり変わらなかったので書きませんでしたがそれぞれの長さもメーカーによって違います。

まぁあまり気にしなくてもいい程度かと思いますが・・・

 

使ったことが無い方は使ってみたら世界が変わると思います(笑)

良かったら使ってみてください♪

 

 

 

その他、整備士のおすすめの工具は

自己紹介と工具紹介記事一覧

 

3 COMMENTS

シン

KTCの超ロングラチェットメガネレンチについてですが メーカーに確認したらリペアキットはないそうです。

しかし、実はSMTの120ギアのギアラチェットがポン付けできるのです。ちなみにこちらリペアキットがあります。実際に買ってためしてみました。

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ウミガメ

コメントありがとうございます!
リペアは出して欲しいところですね…
SMTのリペアがポン付けできるのは良いですね!
情報ありがとうございます(^^)

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