【おすすめ工具】KTCのスイベルラチェット「BRSW3」「BRSW3L」を紹介!【コンパクトヘッド】

こんにちは、ウミガメ(@umigametool)です。

 

自動車整備を行う上で欠かせない工具、ラチェットハンドル。

ラチェットハンドルには大きく分けて3種類

スタンダード(首振りなし)

フレックスタイプ

スイベルタイプ

がありますね。

 

そんなラチェットハンドルですが、KTCから待望のスイベルラチェットが発売されました!

本記事ではKTCの3/8SQ(9.5mm)スイベルラチェット「BRSW3」「BRSW3L」について紹介します。

 

KTCスイベルラチェットハンドルのデメリット

メタルハンドルのみ

KTCのスイベルラチェットにはスナップオンやマックツールなどでよく見る「ソフト(ゴム)グリップ」や「ハード(プラスチック)グリップ」がありません。

スタンダードタイプもロングタイプもメタルハンドルのみの設定となっています。

 

グリップ部の素材や形状は使う人によってかなり好みが分かれるところです。

本記事ではデメリットとして書いていますが、人によってはメリットにもなるポイントです。

 

メタルハンドルの特徴としては

・冬場冷たくなる

・グリップ交換ができない

・汚れを落としやすい

・傷が付きにくい

などの特徴があります。

 

自分の好みに合わせて購入するかを考えましょう。

 

72枚ギア

KTCのスイベルラチェットはスタンダード、ロング共に72枚のギアを採用しています。

現在のスイベルラチェットの主流としては100ギア以上が多く、72ギアと聞くと「いまさら72ギア?後発で出たのに?」という印象を受けます。

 

送り角(ギアを1つ進めるための角度)で比べてみても

100ギア→3.6度

72ギア→5度

と、少しの違いではありますが狭い所等では100ギアのラチェットが有利です。

 

ただ、実際作業を行う上ではこの送り角の違いが気になるようなところはかなり少ないです。

100ギアの方がもちろん良いですが、72ギアあれば十分といったところ。

強度の面で見ると72ギアの方に軍配が上がりますので、こちらも一長一短と言ったところです。

 

特にこのKTCのスイベルラチェットは強度にもこだわって作られたようなので、72ギアになっているのは「わざと」なのでしょう。

 

切替えがやりづらい

KTCのスイベルラチェットは正転逆転の切替えがやりづらいです。

切替え部の形状は三又形状となっていますが、中央にボルトがあるため切替え時に指にかかる部分は少ないです。

また、切換えの動き自体が固いのも要因の一つです。

 

慣れれば気にならなくなる可能性もありますが、スイベルラチェットで私がおすすめしているスナップオンと比べるとだいぶ違います。

購入する際は注意しましょう。

 

 

KTCスイベルラチェットハンドルのメリット・おすすめポイント

トルクをかけやすい

KTCに限らず、スイベルタイプのラチェットの特徴として挙げられるのが「トルク(力)をかけやすい」という事です。

作業をする上で首振りのラチェットは欠かせませんが、フレックスタイプのラチェットと比べるとスイベルタイプは対象物の真上に首振りがあるので力が逃げづらく、ボルトナットをなめてしまう事態も減らせます。

 

また、180度回転させることができるので真っすぐに立てる事によりドライバーのように早回しをすることも可能です。

 

コンパクトなヘッド

KTCのスイベルラチェットはヘッドがかなりコンパクトな設計になっています。

人気の高いスナップオンと比べてみても一目瞭然です。

(スタンダードタイプはスナップオンの方がほんの少し小さいですが・・・)

 

スイベルラチェットの欠点の一つとしてヘッドの大きさがありましたが、このヘッドサイズなら狭いところなどでも使いやすいですね。

 

グリップ部の形状・ローレット加工

他メーカーでもメタルハンドルのラチェットは多く存在していますが、KTCのスイベルラチェットで目を引くのがローレット(滑り止め)加工です。

スイベルラチェットはその首振りの特徴から、真っすぐにしてドライバーのように使用することも多いです。

そういった時にローレット加工がしてあるだけで回しやすさが全然違います。

もちろん通常のラチェットとして使用する時も滑り止めとして持ちやすさを向上してくれます。

 

グリップ部自体の形状も「くびれ」が深くなっていてしっかりと小指が引っ掛かります。

他メーカーのメタルハンドルのラチェットと比較しても持ちやすい印象を受けました。

 

高くない価格

KTCのスイベルラチェットは小売参考価格で

スタンダードタイプ→9000円

ロングタイプ→10000円

となっています。

 

もちろんこれは参考価格ですので、買う場所によってはそれよりも安く購入することが可能です。

ちなみに私はどちらも楽天で購入しましたが

スタンダードタイプ→5970円

ロングタイプ→7980円

で購入しました。

ポイントを考えると実質もっと安いですね。

 

人気の高いスナップオンと比較すると約1/3程度の価格で購入できるので、かなり出費を抑えることができます。

もちろん他メーカーではKTCよりも安いスイベルラチェットも出ていますが、性能や安心感を考えるとかなりコスパの高いラチェットになっています。

 

リペアキットもある

KTCのスイベルラチェットにはリペアキットも販売してあります。

かなり耐久性を持たせて作られているとの事で、壊れたりすることも少ないかとは思いますが、リペアキットがあれば万一壊れた場合も安心です。

リペアキットは小売参考価格で3500円、大手通販サイトでは約3000円程度で購入できます。

 

リペアがあれば壊れた場合でも安心ではありますが、パイプなどで延長するなど無理な使用は控えましょう。

 

挟み込みの注意喚起

スイベルラチェットを使っていると分かることですが、ヘッド部分を持つような形で作業をすると手の肉を挟んでしまうことがあります。

KTCのスイベルラチェットには、ステッカーで注意喚起がしてあります。

他メーカーでは見たことがありませんし、見た目が気になる方はステッカーを剥がせば問題ありません。

サイズ的には挟んでしまうような持ち方をすることも少ないと思いますが、ちょっとした心配りが嬉しいですね。

 

また、スナップオンのスイベルと比較しても隙間自体が狭くなっています。

強度やコンパクトさを出すためかもしれませんが、挟み込みにくいという点でもこの隙間が狭いのは良いですね。

 

KTCスイベルラチェットハンドルのサイズ感・重量

全長

KTCのスイベルラチェットの全長は

ロングタイプ:300mm

スタンダードタイプ:180mm

となっています。

 

どちらもよく使用するサイズで使いやすい長さです。

 

ヘッド部

ヘッド部の外径は31.6mm

スタンダードタイプとしては普通なサイズですが、ロングタイプで見てみるととても小さいです。

フレックスタイプのラチェットと比較したとき、スイベルラチェットのデメリットとしてヘッドの大きさが挙げられますが、このサイズならフレックスとほとんど遜色なく使用できそうです。

 

ちなみにKTCのスイベルラチェットにおすすめのクイックスピンナはTONEの「QA-03」

ヘッド外径より少しだけ大きいので回しやすいです。

 

ヘッドの厚みは27.0mm

極端に薄いという訳ではありませんが、厚くもなく普通に使えるくらいです。

 

シャフト部

シャフトは12.5mm

特に太いとも細いとも感じません。

 

スタンダードタイプの場合はシャフトを持って使用することも少なくないと思いますが、違和感なく持つことができます。

 

グリップ(持ち手)部

グリップ部は一番太い所で17.2mm

コチラも太さは普通といった印象。

 

グリップ部の長さは83mm程度と少し短めですが、あまり気になりません。

 

重量

ロングタイプは336g

缶ビールひと缶くらいの重さですね。

 

スタンダードタイプは234g

漫画の単行本1冊より少し重いくらいでしょうか?

 

実際に持ったところ

ロングタイプを実際に持ったところ。

グリップが短いこともあり、全長以上に長く感じます。

 

コチラはスタンダードタイプを持ったところ。

サイズ感の参考にどうぞ。

 

KTC以外のおすすめラチェットハンドル

スナップオン

基本的にスイベルラチェットはスナップオンをおすすめしてます。

実際に私も使っていますし、使いやすさや満足度、リセール(手放す時の価格)の面でもとてもおすすめです。

私はグリップ付きの方が好きで持っていませんが、メタルハンドルのものも販売されています。

 

関連記事:【おすすめ工具】Snap-onのスイベルラチェット「FHNF100」「FHCNF72」を紹介【スナップオン】

 

アストロプロダクツ

KTCのスイベルラチェットはコスパがとても高いですが、もっとコストを重視して安いものが買いたい方にはアストロのスイベルラチェットがおすすめです。

アストロにはKTCのスイベルとかなり似た形状のものもありますが、おすすめなのはコチラ

 

本記事で紹介しているKTCやスナップオンとは違い、プッシュリリースなのもポイントですね。

 

関連記事:アストロのラウンドヘッド(スイベル)ラチェットを購入・使用しました。スナップオンやマックツールと比較!

 

KTCスイベルラチェットハンドルのレビューまとめ

本記事ではKTCのスイベルラチェットについて紹介しました。

実際使用してみてもデメリットも少なく、とても良いラチェットだと感じました。

価格的にも買いやすいのでスイベルラチェットをこれから買うという方にはおすすめですね!

 

ロングタイプに関して言えば、ヘッドの小ささはかなり良いので買い替えや使い分けで購入も視野に入れても良いと思います。

 

私個人の好みとしてはグリップ付きが好きなのでソフトでもハードでも良いのでグリップ付きのモデルを出してほしいところです(笑)

そのあたりは今後に期待しておきます。

 

 

その他、整備士のおすすめの工具は

自己紹介と工具紹介記事一覧

2 COMMENTS

茄子

ちょうど欲しいなぁと思ってたので良記事ありがとうございます!
Twitterでもフォローしてるので毎回参考にしてますm(_ _)m
一度スナのスイベルを破損させてから、どうもスイベルに抵抗あったんですが、、、やっぱり便利なんですよねぇ、欲しい。。

返信する
ウミガメ

コメントありがとうございます!
KTCのスイベルは気になってる人多いかな?と思い、書きたかったんですけど発売から少し時間がかかってしまいました笑
スイベル好きな人は(私もですが)スイベルの使いやすさから逃れられないですよね笑
価格もそんなに高くないので機会があればぜひ使ってみてください!

返信する

茄子 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。